全国的に空き家の増加が問題となっており、多賀町も例外ではありません。
多賀町の魅力を知って関心を持っていただいた方、多賀町への移住を検討・希望する方、多賀町で事業をやってみたい方などに、スムーズに居住・活用場所をご案内できるようにするためにも、空き家問題に取り組んでいく必要があります。
現在、多賀町には建築関係の事業をしている団体が複数あります。連携して、多賀町の空き家問題を改善できるよう、がんばっていきます。
改修工事をする学生
これまでの改修事例
以前、旧営林署として使われ空き家となっていた建物を改修し、当団体の事務所、おおたき給食弁当の製造・販売場所、コミュニティ・カフェの実施場所として活用しています。
改修には、地域の方々や学生さん達にもお手伝いしていただきました。
*営林署:営林局の監督下にあって、国・公有林の管理・経営にあたった役所(デジタル大辞泉より)
屋根改修の様子
屋根の葺き替え完了!
和室だった広間
天井を取り、床をフローリングに
多賀町空き家・空き地活用協議会
多賀町の空き家・空き家問題を解決するため、これまで空き家・空き地活用をしてきた事業団体が集まり、
連携した活動ができるよう『多賀町空き家・空き地活用協議会』が設立されました。
2024年7月9日にキックオフイベントとして『空き家活用フォーラム』を開催しました。新しく改正された「空家等対策特別措置法」の紹介、宮城県で空き家活用を先進的に取り組んでいる認定NPO法人Cloud JAPAN 代表理事 田中惇敏(たなか あつとし)さんの講演、多賀町内で空き家活用に携わる団体の活動紹介、パネルディスカッションがおこなわれました。
多賀町内外から様々な方が参加してくださり、空き家問題への関心の高さを感じました。今後も少しでも多くの方に空き家活用について知っていただき、活動が発展していけばうれしいです。
田中惇敏(たなか あつとし)さんの講演
全体の様子
協議会に参加する団体の方々